検証

24ボート(24BOAT)の口コミ・評判は本当?運営情報と現在の状況を検証してみた

公開|公開情報にもとづく検証記事

24ボート(24BOAT)のトップページ
画像:24ボート(24BOAT)公式サイト(24-boat.com、閉鎖前)トップページより(Web Archive経由)
相談者さん

「24ボート」って競艇の予想サイトを見つけて、AIで投資みたいに稼げるって書いてあって……。調べたら「詐欺」って言葉も出てきたんですが、実際どうなんでしょうか?

ケンジ
ケンジ

調べてから相談してくれて、よかったです。先に言うと、詐欺と断定できる公的な証拠は見つかりませんでした。ただ——確認しておきたい点が3つあります。

相談者さん

3つ……? 登録する前に聞いておきたいです。

ケンジ
ケンジ

いまサイトが動いているのか・運営元の所在地・「AI」や実績の裏づけの3つです。どれも公開情報から確認できます。順番に見ていきましょう。

結論 今回の調査では、24ボート(24BOAT)を詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、いまから新規登録・課金する対象ではないというのが当サイトの整理です。理由は次の3つです。

ドメイン 24-boat.com は2019年開設ですが、予想サイトとしての更新は2022年後半以降に確認できず、2026年時点で同ドメインは予想サイトとは別の内容に変わっていること(当サイト調査)。 特商法表記の所在地(東京都台東区浅草橋)は複数のテナントが入る住所で、専有オフィスかどうかを住所だけからは判別できないこと。 「究極のAIシステム」「10,000円分ポイント進呈」といった宣伝はあるものの、的中実績を第三者が事後検証できる公的な仕組みが存在しないことです。

まずは3つに分けて見る

予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトが宣伝していた内容」「確認できなかったこと」を3つの箱に分けて整理すると判断しやすくなります。

確認できた事実特商法表記の事業者名・所在地/ドメイン 24-boat.com の登録情報(2019年7月取得)/「投資型競艇予想」「AIシステム」を掲げていたトップページ(Web Archiveの記録)
宣伝されていた内容「会員登録・年会費無料」「厳選無料情報を毎日提供」「新規会員に10,000円分のポイントを進呈」「究極のAIシステムが競艇予想を革新する」など
確認できなかったこと現在も予想サイトとして稼働しているか/的中実績が事実かどうかの第三者検証/宣伝された利益・回収率の裏づけ

① どんなサイトだった?集客の流れを確認

24ボート(24BOAT)は「競艇はもはやギャンブルではない。『堅実』な『投資』だ。」というキャッチコピーを掲げ、「投資型競艇予想」をうたっていた競艇予想サイトです。 会員登録・年会費は無料とされ、メールアドレスの登録やSNS連携で会員登録する方式でした。

24ボートの新規会員登録案内。10,000円分ポイント進呈と書かれている
画像:24ボート公式サイトの新規会員登録案内より(閉鎖前・Web Archive経由)
相談者さん

「もれなく10,000円分プレゼント」なら、試すだけならお得ですよね?

ケンジ
ケンジ

ポイント進呈自体は珍しい手法ではありません。ただ、「無料で体験させてから有料プランへ誘導する」導線の入口でもあります。まずは「無料」の中身を落ち着いて見ることが大事です。

「まず無料で体験させてから有料プランへ誘導する」流れは予想サイトに共通する一般的な導線で、それ自体が違法というわけではありません。 ただし、国民生活センターは、ギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウと称して販売される「情報商材」について「『簡単にもうかる』などといった投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう」と注意を呼びかけています。

国民生活センターの情報商材に関する注意ページ
画像:国民生活センター「もうけ話・情報商材」に関する注意ページより

② 運営情報と現在の状況を検証する

特商法表記と所在地

公開情報によると、24ボートの特定商取引法に基づく表記には、販売事業者「合同会社SYMS(シムス)」、所在地「東京都台東区浅草橋5-8-11」、連絡先が案内されていました。 「合同会社」は法人格であり、法人名は国税庁の法人番号公表サイトで検索できます

国税庁 法人番号公表サイトの検索画面
画像:国税庁「法人番号公表サイト」より

一方で、所在地の「東京都台東区浅草橋5-8-11」は複数のテナントが入る住所で、住所だけからは専有オフィスなのか、シェアオフィス・レンタルオフィス利用なのかは判別できません。 同じ住所を案内する別の予想サイトの存在を指摘する声もあり、運営の実態は外から見えにくいのが正直なところです。

相談者さん

合同会社って書いてあるなら、ちゃんとした会社なんですよね……?

ケンジ
ケンジ

法人格があること自体は事実として確認できます。ただ、法人があること=予想が当たること・利益が出ることではありません。そこは切り離して考えるのが安全です。

ドメインと「現在の状況」

WHOIS情報(whois.godaddy.com、2026年7月3日取得)では、24-boat.com の登録日は「2019-07-09」、有効期限は「2026-07-09」でした。 一方で、Web Archive(インターネットアーカイブ)の記録では、予想サイトとしての更新は2022年後半以降に確認できず、2026年時点で同ドメインは予想サイトとは別の内容に変わっています。

つまり、予想サイト「24ボート」としては現在の稼働を確認できません。 過去の広告や、似た名前・似た手法の別サイトから案内されて、いまこのサイトへたどり着いた方は、「もう動いていない可能性が高い」という前提で見ておくのが安全です。

いまサイトが動いているのかも、運営元の実態も、外からは見えにくいのが正直なところです。もし古い案内や似た別サイトから登録・入金してしまっていても、責める話ではありません。状況を整理する入口として、LINEで話を聞かせてください。

一度でも競馬・競艇の予想にお金を払ってしまった人は公式LINEへご連絡ください

③ 「投資型」「AIシステム」と実績の読み方

24ボートは「究極のAIシステムが競艇予想を革新する」と掲げ、独自のAI予想システムを前面に出していました。 ただ、「AI」「投資型」という言葉自体は、当たりやすさや利益を保証するものではありません

的中実績についても、競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しないことを、消費者庁が2024年5月の注意喚起の中で明らかにしています。

消費者庁の注意喚起ページ
画像:消費者庁の注意喚起(2024年5月13日公表)より

サイトが掲載する的中画像・回収率・「会員の平均利益」といった数字は、第三者が事後検証できない数字として読むのが安全です。

また、「10,000円分ポイント進呈」の「ポイント」は現金ではなくサイト内ポイントであることが一般的で、その場合、返還・進呈を受けても出金できるわけではありません。 なお、事業者が顧客に提供する景品類には景品表示法上の上限規制総付景品は原則として取引価額の10分の2まで)があり、高額なポイント進呈をうたう広告は慎重に見る必要があります。

宣伝された利益も回収率も、外部から確かめるすべがない数字です。すでにいくらか支払ってしまっていても、あなたのせいではありません。今の状況を整理する入口として、LINEでお話を聞かせてください。

一度でも競馬・競艇の予想にお金を払ってしまった人は公式LINEへご連絡ください

登録・課金の前に確認したいチェックリスト

まとめ

24ボート(24BOAT)について、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、予想サイトとしての現在の稼働が確認できないこと、所在地が複数テナントの入る住所であること、「AI」「投資型」を掲げつつ実績を第三者検証できないことは、公開情報から確認できました。 「AIで投資みたいに稼げる」「無料ポイントがあるから」と気軽に登録・課金へ進む前に、上のチェックリストを一度確認することをおすすめします。

ケンジ
ケンジ

最終的に判断するのは、あなた自身。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。

困ったとき・迷ったときは
すでにお金を支払ってしまった、高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。

電話は少しハードルが高い、まずは匿名で聞いてみたい——そんなときは、こちらからどうぞ。

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参照した公開情報

本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。

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