検証

星舟(STAR BOAT)の口コミ・評判は本当?運営情報と閉鎖の可能性を検証してみた

公開|公開情報にもとづく検証記事

星舟(STAR BOAT)公式サイトのトップページ
画像:星舟(STAR BOAT)公式サイト(hoshifune.com)。Internet Archiveに保存された2025年2月16日時点のトップページより

結論を先に置きます。 今回の調査では、星舟を詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、課金する前に立ち止まって確認しておきたい点が3つあります。

① 公式ドメイン hoshifune.com にいまアクセスすると、競艇予想とは無関係の「自転車情報サイト」が表示され、星舟としては稼働を確認できないこと(2026年6月18日時点の当サイト確認)。 ② ドメインの登録情報(WHOIS)上の作成日が2025年11月5日で、登録者はプライバシー保護代行名義だったこと(who.is、2026年6月18日取得)。 ③ 特商法表記に記載されていたとされる所在地が、住所だけを月額で借りられるバーチャルオフィスの建物と一致したことです。

まずは3つに分けて見る

予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトや他サイトが宣伝している内容」「確認できなかったこと」を分けて整理すると判断しやすくなります。

確認できた事実公式ドメインが現在は競艇予想と無関係のサイトに置き換わっていること/WHOIS上の作成日が2025年11月5日・登録者がプライバシー保護名義であること/特商法表記の住所がバーチャルオフィス(新宿アントレサロン)の建物と一致すること
宣伝されている内容「丸ごとワシヅカミ」「キラッと光る一番星 星舟で夢よ輝け」「登録無料・月額無料」「LINEでお友達登録するだけ」など(保存された公式LPより)
確認できなかったこと運営名義「星舟運営局」の法人登記/運営責任者の実在/的中実績が事実かどうかの第三者検証/いま現在も予想配信が続いているか

① どんなサイト?いまアクセスすると何が出るか

星舟(STAR BOAT)は、「丸ごとワシヅカミ」「キラッと光る一番星 星舟で夢よ輝け」といったキャッチコピーを掲げていた競艇予想サイトです。 保存された公式トップページ(Internet Archive、2025年2月16日時点)では、LINEの友だち追加で「登録無料・月額無料」と案内する方式でした。

ところが、いま公式ドメイン hoshifune.com にアクセスすると、競艇予想とはまったく無関係の「初めての自転車」という自転車情報サイトが表示されます(2026年6月18日時点の当サイト確認)。 星舟としての予想配信ページや会員ページは、当サイトの確認では見当たりませんでした。

現在のhoshifune.comに表示される自転車情報サイトの画面
画像:hoshifune.com に現在アクセスすると表示されるページ(2026年6月18日・当サイト確認)。競艇予想とは無関係の自転車情報サイトに置き換わっている。

ドメインが残っていても、中身が別物に変わっている、あるいは予想配信が止まっている、ということは予想サイトでは起こり得ます。 それ自体がただちに違法というわけではありません。 ただ、「以前見かけた星舟と、いま同じ運営が続いているとは限らない」という点は、知っておいてよい情報だと思います。

② 運営情報を検証する

ドメインの登録情報

WHOIS情報(who.is、2026年6月18日取得)では、hoshifune.com の登録者は「Whois Privacy Protection Service by MuuMuuDomain」というプライバシー保護代行サービス名義で、レジストラはGMOインターネットグループ(お名前.com)でした。 作成日(Created)は「2025年11月5日」と表示されています。

一部の検証サイトは、過去に星舟のドメイン取得日を「2022年8月15日」と記録していました。 現在のWHOISに表示される作成日(2025年11月5日)とは一致しません。 これは、ドメインが一度手放されたあとに再取得された可能性をうかがわせます。どちらの日付も、運営の実態を直接示すものではありませんが、運営の連続性を第三者が確認しづらい状態である点は割り引いて見る必要があります。

hoshifune.comのWHOIS登録情報
画像:hoshifune.com のドメイン登録情報(who.is、2026年6月18日取得)。登録者はプライバシー保護代行名義。

特商法表記の住所はバーチャルオフィスと一致

各検証サイトが記録していた星舟の特定商取引法に基づく表記(特商法表記)には、販売事業者「星舟運営局」、運営責任者「青木正巳」、所在地「東京都新宿区新宿2丁目12番13号2F」と記載されていました。 この住所を調べると、新宿アントレサロンの公式サイトに載っている「東京都新宿区新宿2丁目12番13号 新宿アントレサロンビル2階」と同じ建物でした。

アントレサロンは、月額制で住所だけを借りられるバーチャルオフィス・レンタルオフィスを提供している施設です。 住所を借りること自体は合法で、ごく一般的なサービスです。 ただ、「特商法表記の住所に、その事業者の実体(事務所)があるとは限らない」という点は、知っておいてよい情報だと思います。

新宿アントレサロン公式サイトの案内ページ
画像:新宿アントレサロン公式サイト(entre-salon.com、2026年6月18日取得)。特商法表記の住所と同じ建物。

「運営局」名義の法人登記は確認できず

「星舟運営局」という名称は、法人格を示すものではなく、法人・個人いずれでも名乗れる表記です。 国税庁の法人番号公表サイトの検索では、「星舟運営局」に対応する法人を確認できませんでした(2026年6月18日時点の当サイト調査)。 法人登記がないこと自体は違法ではありませんが、トラブルが起きたときに相手方を特定しづらくなる点は意識しておきたいところです。これはあなた自身でも、同じサイトで名称を入力すれば確認できます。

③ 「無料」と的中実績の読み方

星舟の保存された公式LPでは「登録無料・月額無料」「LINEでお友達登録するだけ」と案内されていました。 予想サイトでは、まず無料の買い目や登録ポイントで体験させ、そのあと有料プランへ案内する流れが一般的です。 これ自体が違法というわけではありませんが、「無料」の入口の先に有料プランがある構造は、最初に理解しておきたいところです。

的中実績についても、競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には、実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しないことを、消費者庁が注意喚起の中で明らかにしています。 消費者庁は「消費者庁及び公正取引委員会と関係のない『一般社団法人競馬情報公正取引協議会』と称する団体が存在する」とし、こうした団体は「景品表示法第31条の規定に基づいて……認定された『公正競争規約』を運用する団体ではな」いと注意を呼びかけています(消費者庁、2024年5月13日)。

消費者庁の注意喚起ページ
画像:消費者庁「『一般社団法人競馬情報公正取引協議会』と称する団体について(注意喚起)」(2024年5月13日)より。

つまり、予想サイトやレビューサイトが掲載する的中画像・回収率は、第三者が事後に検証できない自己申告の数字として読むのが安全です。 なお、副業・投資・ギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウとして売られる「情報商材」については、消費者庁の消費者白書でも、トラブルが続いていることが取り上げられています。 「簡単にもうかる」とうたう情報は、うのみにしないのが無難です。

課金前のチェックリスト

まとめ

星舟について、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、公式ドメインが現在は別ジャンルのサイトに置き換わっていること、WHOIS上の作成日が2025年11月5日でプライバシー保護名義であること、特商法表記の住所がバーチャルオフィスの建物と一致すること、運営局名義の法人登記が確認できないことは、事実として確認できました。 縁起の良い名前や「無料」という言葉ではなく、ここまでで確認できた事実をもとに判断することをおすすめします。 最終的に判断するのは、あなた自身です。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。

困ったとき・迷ったときは
すでにお金を支払ってしまった、高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。

出典・参考資料

本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。

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