検証

競艇リーダーシップ(LEADER SHIP)の口コミ・評判は本当?運営情報と閉鎖情報を検証してみた

公開|公開情報にもとづく検証記事

競艇リーダーシップ(LEADER SHIP)のトップページ
画像:競艇リーダーシップ公式サイト(boat-leadership.com)トップページより(Internet Archive 2025年12月17日アーカイブ)

結論を先に置きます。 今回の調査では、競艇リーダーシップを詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただ、関わる前に立ち止まって確認しておきたい点が3つあります。

① 販売事業者の名義が「リーダーシップ運営事務局」であり、これは法人格を示す名称ではないこと。 ② 特商法表記の所在地「東京都渋谷区恵比寿2-28-7」が、バーチャルオフィスを提供する施設の住所と一致したこと(2026年6月19日時点の当サイト調査)。 ③ 「新規登録で2万円分ポイント進呈」とうたう特典のポイントは現金ではなく、サイト内でしか使えないポイントであることです。

あわせて、現在 boat-leadership.com は競艇予想サイトとして稼働しておらず、2026年1月頃に閉鎖されたことが確認できます。 事実だけ、淡々と整理します。憶測や決めつけは書きません。

まずは3つに分けて見る

予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトや他サイトが宣伝している内容」「確認できなかったこと」を分けて整理すると判断しやすくなります。

確認できた事実特商法表記の事業者名・所在地・連絡先/所在地がバーチャルオフィス提供施設の住所と一致すること/ドメインの登録情報(2021年8月25日取得)/現在は予想サイトとして稼働していないこと
宣伝されている内容「LINEだけで全て完結」「新規会員登録で通常10,000円分のところ20,000円分ポイントプレゼント」「競艇の知識は一切不要、指示されたとおりに舟券を購入するだけ」など
確認できなかったこと「リーダーシップ運営事務局」の法人登記/所在地で実際に業務をしている実態/的中実績が事実かどうかの第三者検証

① どんなサイト?集客の流れを確認

競艇リーダーシップ(LEADER SHIP)は「LINEで登録からご利用まで!LINEだけで全て完結!」を掲げる競艇予想サイトで、LINEの友だち追加で無料登録する方式です。 「競艇の知識は一切不要」「指示されたとおりに舟券を購入するだけ」と案内されています。

競艇初心者でも安心、スマホがあればOKと案内する公式サイトのセクション
画像:競艇リーダーシップ公式サイトの紹介セクション(Internet Archive アーカイブ)より

登録の入口には、期間限定として「新規会員登録で通常10,000円分のところ20,000円分ポイントプレゼント」と案内されていました。 会員ページでは「コモン」という無料プランとして、1日1レース分の無料予想が提供される形式です。

新規会員登録で20,000円分ポイントプレゼントと案内するバナー
画像:競艇リーダーシップ公式サイトの新規登録特典の案内(Internet Archive アーカイブ)より

こうした「まず無料で体験させてから有料プランへ誘導する」流れは予想サイトに共通する一般的な導線で、それ自体が違法というわけではありません。 ただし、国民生活センターは、ギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウと称して販売される「情報商材」について、相談が継続して寄せられていると注意を呼びかけています。

② 運営情報と閉鎖を検証する

特商法表記と「運営事務局」名義

参考情報として確認できる特定商取引法に基づく表記には、販売事業者「リーダーシップ運営事務局」、運営・販売責任者「山城雄介」、所在地「東京都渋谷区恵比寿2-28-7」、連絡先(電話番号・メールアドレス)が記載されています。 最低限の表記項目は揃っています。

一方で、「運営事務局」という名称は法人格を示すものではなく、法人・個人いずれでも名乗れる表記です。 法人格があるかどうかは、国税庁の法人番号公表サイトで名称を検索すれば、あなた自身でも確認できます。 法人登記がないこと自体は違法ではありませんが、トラブル時に相手方を特定しづらくなる点は意識しておきたいところです。

所在地はバーチャルオフィス提供施設の住所

所在地の「東京都渋谷区恵比寿2-28-7」は、調べてみると、この住所を本店所在地として登記できるバーチャルオフィスを提供する施設の住所と一致しました(2026年6月19日時点の当サイト調査)。 住所だけからは、専有オフィスなのか、バーチャルオフィス・シェアオフィス利用なのかは判別できません。

バーチャルオフィスの利用自体は合法で、これだけで何かを断定できるものではありません。 ただ、「住所の場所に事務所の実態があるとは限らない」という点は、知っておいてよい情報だと思います。

ドメインは2021年取得・現在は閉鎖

WHOIS情報(who.is、2026年6月19日取得)では、boat-leadership.com の登録日は「2021年8月25日」、登録者はプライバシー保護代行サービス名義でした。 ドメイン自体は2026年8月25日まで有効期間が残っていますが、現在トップページにアクセスしてもサーバーの初期表示が出るだけで、競艇予想サイトとしては稼働していません。 外部の検証サイトでも2026年1月頃の閉鎖が伝えられており、運営が継続している状況ではないと読むのが安全です。

③ 料金プランと「ポイント進呈」の読み方

有料プランは「アンコモン(1万5千円)」から「トップオブトップ(60万円)」まで段階的に用意され、それぞれに「目標金額」が併記されていたと参考情報では確認できます。 ここで注意したいのは、目標金額は保証額ではないという点です。

また、新規登録時の「2万円分ポイント進呈」で進呈されるのは現金ではなく、サイト内ポイントです。 ポイントは同じサイトの有料予想にしか使えないため、進呈を受けても出金できるわけではありません。 なお、事業者が顧客に提供する景品類には景品表示法上の上限規制(総付景品は原則として取引価額の10分の2まで)があり、高額なポイント進呈をうたう広告は慎重に見る必要があります。

国民生活センターの情報商材に関する相談件数の推移ページ
画像:国民生活センター「情報商材(各種相談の件数や傾向)」より

的中実績についても、競艇・競馬など公営競技の予想情報業界には、実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しません。 消費者庁は2024年5月の注意喚起で、競馬情報に関する業種において「公正競争規約が設定された事実はありません」と明らかにしています。 競艇の予想情報も同様の状況にあり、サイトやレビューサイトが掲載する的中画像・回収率は、第三者が事後検証できない数字として読むのが安全です。

消費者庁による競馬情報公正取引協議会を称する団体への注意喚起ページ
画像:消費者庁「『一般社団法人競馬情報公正取引協議会』と称する団体について(注意喚起)」より

関わる前のチェックリスト

まとめ

競艇リーダーシップについて、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、販売事業者が法人格を示さない「運営事務局」名義であること、所在地がバーチャルオフィス提供施設の住所と一致すること、ポイント進呈を前面に出した集客であること、そして現在は予想サイトとして稼働していないことは事実として確認できました。 縁起の良いプラン名や「目標金額」ではなく、ここまでで確認できた事実をもとに判断することをおすすめします。 最終的に判断するのは、あなた自身。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。

困ったとき・迷ったときは
すでにお金を支払ってしまった、高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。

出典・参考資料

本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。

記事一覧へ戻る