注意喚起

競艇トライアングル(TRIANGLE)は安全?所在地はバーチャルオフィス──運営情報を検証

2026.06.11 公開|公開情報にもとづく検証記事

競艇トライアングルのトップページ
画像:競艇トライアングル公式サイトトップページより

結論を先に置きます。 今回の調査では、競艇トライアングルを詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、課金前に立ち止まりたい点が3つあります。

① 特商法表記の所在地「西新宿水間ビル6階」は、バーチャルオフィス(住所貸しサービス)の拠点であること。 ② 同じビル・同じ階の住所を「幸せボートレース」という別の予想サイトも特商法表記に使っているという指摘があること(同一運営かは確認できません)。 ③ 販売業者「競艇トライアングル運営事務局」と同名の法人登記が確認できなかったことです(2026年6月11日時点の当サイト調査)。

まずは3つに分けて見る

確認できた事実特商法表記の事業者名・住所・連絡先/西新宿水間ビル6階にバーチャルオフィス「レゾナンス新宿」があること/ドメイン登録情報(2025年11月5日取得)
宣伝・報告されている内容「これが分かれば回収率爆上がり!」「勝ち組のロジックを教えます」等のサイト訴求/レビューサイトによる「別サイトと同住所」という指摘
確認できなかったこと事務局の法人登記/運営拠点の実態/別サイトとの運営関係

① どんなサイト?

競艇トライアングル(BOATRACE TRIANGLE)は「勝ち組のロジックを教えます」を掲げる競艇予想サイトで、LINEの友だち追加で無料登録する方式です。 無料情報の提供から始まり、有料プラン(例: 販売価格16,400円・2レース提供・目標払戻金合計40万円)へ誘導されます。

競艇トライアングルの無料情報の案内
画像:競艇トライアングル会員ページの無料情報案内より
競艇トライアングルのプラン購入画面
画像:競艇トライアングル会員ページのプラン購入画面より

「目標払戻金」は保証額ではありません。 国民生活センターは、ギャンブル等で稼げるとうたう「情報商材」全般について「『簡単にもうかる』などといった投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう」と注意を呼びかけています。

② 特商法表記と所在地を検証する

特定商取引法に基づく表記には、販売業者「競艇トライアングル運営事務局」、販売責任者「真田信二」、住所「東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階」、電話番号・メールアドレスが記載されています。

競艇トライアングルの特定商取引法に基づく表記
画像:競艇トライアングル公式サイト「特定商取引法に基づく表記」より

「西新宿水間ビル6階」は、バーチャルオフィス「レゾナンス新宿」が公式に拠点住所として公表している場所です(レゾナンス公式Xの店舗オープン告知より)。 同ビルには別のバーチャルオフィス事業者(GMOオフィスサポート、2階)も入居しており、住所貸しが広く行われているビルといえます。 バーチャルオフィスの利用自体は合法ですが、この住所に運営拠点が実在するかは外部から確認できません。

さらにレビューサイトの辛口予想オヤジは、「幸せボートレース」という別の予想サイトも同ビル6階の住所を特商法表記に使っていると指摘しています。 同じバーチャルオフィスを別事業者が使うことはあり得るため同一運営とは断定できませんが、知っておいてよい情報です。

「競艇トライアングル」を名称に含む法人は、国税庁の法人番号公表サイトの検索では確認できませんでした(2026年6月11日時点の当サイト調査)。 WHOIS情報(who.is、2026年6月11日取得)では、br-triangle.net の登録日は「2025年11月5日」で、運営開始から約7か月です。

③ 「回収率爆上がり」の読み方

競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には実績を認証する公的機関や公正競争規約が存在しないことを消費者庁が2024年の注意喚起で明らかにしています。 競馬の主催法人であるJRAも、「確実に当たる」等の断定的な勧誘を行う業者への注意を公式に呼びかけており、公営競技の予想サービス全般に共通する注意点です。 「回収率爆上がり」のような訴求は、検証不能な宣伝文句として冷静に受け止めるのが安全です。

課金前のチェックリスト

まとめ

競艇トライアングルについて、詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、①所在地がバーチャルオフィスで運営拠点を確認できない、②別の予想サイトと同住所という指摘がある、③法人登記が確認できない、④運営歴約7か月、という状態です。 トラブル時に運営者へ到達できるかに不安が残るため、これらが気にならないと言い切れない限り、課金は慎重に判断することをおすすめします。

困ったとき・迷ったときは
すでにお金を支払ってしまった、高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。

出典・参考資料

本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。

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