スターボート(STAR BOAT)の口コミ・評判は本当?運営情報と現在の状況を検証してみた
「スターボート」という競艇予想サイトが気になって調べているんですが、口コミを見ると評価がバラバラで……実際どうなんでしょうか?
その「気になる」を大事にしてください。先に言うと、詐欺と断定できる公的な証拠は見つかりませんでした。ただ——このサイトは今アクセスできない状態にあり、確認しておきたい点が3つあります。
アクセスできない……? 3つ、教えてください。
運営元の法人登記・所在地の実態・そして公式サイトの現在の稼働状況の3つです。どれも公開情報から確認できます。順番に、一緒に見ていきましょう。
結論 今回の調査では、スターボートを詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、公式サイトが現在表示できない状態にあり、新たに課金するのは見送るのが無難というのが当サイトの整理です。理由は次の3つです。
① 販売事業者「スターボート運営事務局」と同名の法人登記が確認できなかったこと(2026年7月18日時点の当サイト調査)。 ② 特商法表記の所在地は、シェアオフィス「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」の住所と一致し、専用オフィスかどうかは外部から確認できないこと。 ③ 当サイトが2026年7月18日時点で公式サイト(starboat.jp)へアクセスしたところページが表示されない状態で、参考記事でも同時期に的中実績の更新停止が報告されていることです。
まずは3つに分けて見る
予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトが宣伝している内容」「確認できなかったこと」を3つの箱に分けて整理すると判断しやすくなります。 事実だけ、淡々と整理します。憶測や決めつけは書きません。
| 確認できた事実 | 特商法表記の事業者名・所在地・運営責任者・連絡先/所在地が「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」のシェアオフィス住所と一致すること/公式ドメインstarboat.jpが2023年2月1日取得・2027年2月28日まで有効(Active)であること/2026年7月18日時点で公式サイト本体はアクセスできない状態であること |
|---|---|
| 宣伝されている内容 | 「業界初!全競艇場にスターボート調査員を派遣」「全社員競艇・ボートレース歴5年以上」といった実績アピール/3連単の「コロガシ」で狙う予想スタイル/無料予想と情報料6千円〜50万円・22種類の常設有料プラン |
| 確認できなかったこと | 運営事務局の法人登記/的中実績・回収率が事実かどうかの第三者検証/公式サイトが実際にいつ・どのような経緯で表示できなくなったかの一次記録 |
① どんなサイト?集客の流れを確認
スターボートは、3連単の「コロガシ」で稼ぐことを掲げていた競艇予想サイトです。LINEの友だち追加とメールアドレス登録で、無料予想を受け取れる仕組みでした。
無料予想は「本日の無料予想」として、レースごとの買い目と推奨金額が案内される形式です。
無料で買い目まで見られるなら、まず試してみようかなと思ってしまいます。
無料予想の提示自体は、多くの予想サイトに共通する一般的な導線です。ただ、「まず無料で体験させてから有料プランへ誘導する」流れの一部でもあります。まずは運営情報を確認してみましょう。
こうした導線はそれ自体が違法というわけではありません。 ただし、国民生活センターは、ギャンブルに関するものを含む情報商材について「『高収入を得る方法を教える』と強調された広告等を見て連絡をしたところ、高額な契約をすれば副業や投資等で儲けることができるノウハウを教えると勧誘されたが、実際は説明と異なり儲からない」といった相談が寄せられていると注意を呼びかけています。
② 運営情報を検証する
特商法表記と法人登記
公式サイトの特定商取引法に基づく表記には、販売事業者「スターボート運営事務局」、運営責任者「大場信也」、所在地「東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号」、連絡先メールアドレス(info@starboat.jp、受付時間10時〜19時・土日祝日除く)が記載されています(参考記事の記載)。 最低限の表記項目は揃っています。
一方で、「スターボート」「スターボート運営事務局」を名称に含む法人は、国税庁の法人番号公表データを収録する検索サイトで確認した限り該当が見当たりませんでした(2026年7月18日時点の当サイト調査)。 「運営事務局」という名称は法人格を示すものではなく、法人・個人いずれでも名乗れる表記です。個人事業として運営している場合、そもそも法人番号の公表対象にはなりません。 法人登記が確認できないこと自体は違法ではありませんが、トラブル時に相手方を特定しづらくなる点は意識しておきたいところです。
個人事業なら法人登記がなくても普通、ということですか?
そのとおりです。個人事業なら不自然ではありません。ただ、法人か個人かも外部から確認できない状態だと、トラブル時に相手を特定する手がかりが少なくなります。
所在地はWeWork渋谷スクランブルスクエア
所在地の「東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号」は、コワーキングスペース検索サイトの掲載情報によるとシェアオフィス「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」の住所です。 同施設は会員制のシェアオフィス・コワーキングスペースとして運営されており、住所だけからは、専有オフィスなのか、シェアオフィス利用なのかは判別できません(2026年7月18日時点の当サイト調査)。
ドメインは2023年取得・現在はアクセスできない状態
JPRSのWHOIS照会(2026年7月18日実施)では、starboat.jpの登録日は「2023年2月1日」、ステータスは「Active」、有効期限は「2027年2月28日」で、登録者情報はレジストラ(Xserver)経由で非公開設定でした。ドメインの登録自体は現在も有効です。
一方で、当サイトが同日2026年7月18日にhttps://starboat.jp/へアクセスを試みたところ、サイト本体のページが表示されない状態でした。参考記事(kyoutei-navi.com)も2026年6月8日時点の追記で「登録ページが表示されず、閉鎖した可能性が高い」「的中実績が2025年12月17日以降更新されていない」と報告しています。 ドメインの登録は有効なまま、サイトの運用だけが止まっているとみられる状態です。
ここまでで、法人登記が確認できないことと公式サイトが表示できない状態にあることが分かりました。すでに登録・課金してしまっている方も、責める話ではありません。状況を整理する入口として、LINEで話を聞かせてください。
③ 料金プランと「コロガシ」の読み方
スターボートの有料情報は22種類の常設プランが用意され、情報料は6千円〜50万円の範囲、ポイント購入制(1pt=100円)が採用されていたとされます(参考記事の記載)。
予想スタイルの軸として掲げられていたのが「コロガシ」です。サイト自身のページには、次のような説明がありました。
「当たりやすいと言われてるボートレースでの3連単のコロガシは1/120を続けて的中させる事を意味します。よってコロガシがそう簡単ではないことはご理解頂けるかと存じます」――運営自身が、コロガシの難易度の高さを認めている一文です。 「稼げる」といった宣伝文句を見るときは、この運営側の説明とあわせて読むのが安全です。
運営者の実績アピールをどう読むか
公式サイトには、運営体制について次のような記載もありました。
「予想師以外の全社員競艇・ボートレース歴5年以上。代表は競艇歴20年の雑誌などメディアに寄稿」――経歴を具体的な年数で示す訴求ですが、特商法表記には運営責任者「大場信也」以外の氏名・経歴の記載はなく、この経歴自体を外部から検証する手段はありません。
「競艇歴20年」とか具体的な数字があると、つい信じたくなりますね。
具体的な数字は説得力を持ちますが、自己申告である以上、第三者が裏付けられるものではありません。的中実績も同様です。次の章で、実際のページを見ながら整理します。
的中実績についても、競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しないことを、公正取引委員会が2024年の注意喚起の中で明らかにしています。 「競馬情報に関する業種において、公正競争規約が設定された事実はありません」という記載のとおり、公的な認証を受けた実績表示という制度自体が存在しません。
ポイント制の課金も的中実績の見え方も、外部から確かめるすべがない情報です。すでにいくらか入金してしまっていても、責められることではありません。今の状況を整理する入口として、LINEでお話を聞かせてください。
【独自整理】的中実績の更新停止とサイト現況の整合性
ここまで確認してきた内容には、スターボート単独のページだけでは見えてこない時系列があります。当サイトの現況確認とあわせて、整理し直します。
| 時点 | 確認された状況 |
|---|---|
| 〜2025年12月17日 | 的中実績ページが更新されていた(参考記事の記載) |
| 2025年12月17日以降 | 的中実績ページの更新が確認できなくなった(参考記事の記載) |
| 2026年1月7日時点 | 参考記事が閉鎖の疑いを指摘 |
| 2026年6月8日時点 | 参考記事が「登録ページが表示されず、閉鎖した可能性が高い」と追記 |
| 2026年7月18日時点(当サイト調査) | 公式サイト本体にアクセスできない状態。一方でドメイン登録は「Active」のまま、有効期限は2027年2月28日 |
的中実績の更新停止時期とサイトが表示できなくなった時期は、おおむね同じ方向を示しています。これは、公式サイトの運用が事実上止まっている可能性を裏づける一つの材料です。 一方で、運営側からの正式な終了告知やお知らせは、当サイトが確認できた範囲では見当たりません。ドメインの登録自体は生きているため、今後表示が復活する可能性もゼロとは言い切れません。断定はできない、というのが正直なところです。
課金前のチェックリスト
- ✓運営元の法人登記・所在地の実態を自分でも確認したか
- ✓いま実際に公式サイトが表示・稼働しているか確認したか
- ✓「競艇歴◯年」等の経歴アピールが自己申告にすぎないことを理解したか
- ✓的中実績・回収率は第三者が検証できない数字だと理解したか
- ✓失っても生活に影響しない範囲の金額で考えているか
まとめ
スターボートについて、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、次の3点は事実として確認できました。
| 確認できた事実 | 特商法表記の事業者名・所在地がWeWork渋谷スクランブルスクエアのシェアオフィス住所と一致すること/同名の法人登記が確認できないこと/2026年7月18日時点で公式サイト本体にアクセスできない状態であること(ドメイン登録自体はActiveのまま) |
|---|---|
| 宣伝されている内容 | 「業界初!全競艇場に調査員を派遣」「全社員競艇歴5年以上」といった実績アピール/3連単の「コロガシ」を軸にした予想スタイル/情報料6千円〜50万円・22種類の常設プラン |
| 確認できなかったこと | 運営事務局の法人登記そのもの/的中実績・回収率・運営者経歴が事実かどうかの第三者検証/サイトが実際にいつ・どのような経緯で表示できなくなったかの一次記録 |
公式サイトがすでに表示できない状態にある以上、新たに課金する意味は乏しいというのが当サイトの整理です。 過去の的中実績や口コミを見て判断する前に、上のチェックリストを一度確認することをおすすめします。
最終的に判断するのは、あなた自身。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。
すでにお金を支払ってしまった、連絡先がわからなくなった──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。
電話は少しハードルが高い、まずは匿名で聞いてみたい——そんなときは、こちらからどうぞ。
出典・参考資料
- 参考記事(kyoutei-navi.com)「スターボートは悪質?口コミや評判、予想を徹底検証!」https://kyoutei-navi.com/kyoutei-yosou-site/starboat(2026年7月18日取得)
- 全国法人リスト(houjin.jp、国税庁法人番号公表データ収録)「スターボート」検索結果https://houjin.jp/search?keyword=スターボート(2026年7月18日取得、該当なし)
- HubSpaces「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」施設情報https://hubspaces.jp/space/wework-shibuya-scramblesquare/(2026年7月18日取得)
- JPRS WHOIS照会「starboat.jp」(登録日2023年2月1日、Status: Active、有効期限2027年2月28日)(2026年7月18日実施)
- 国民生活センター「簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意!」(2018年8月2日)https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180802_1.html(2026年7月18日取得)
- 公正取引委員会「『一般社団法人競馬情報公正取引協議会』と称する団体について(注意喚起)」(2024年5月13日)https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2024/may/240513_keiba.html(2026年7月18日取得)
- 消費者庁「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!」(2024年5月30日追記)https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_036/(2026年7月18日取得)
本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日(2026年7月18日)時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。