ウルトラボート(ULTRA BOAT)の口コミ・評判は本当?運営会社と閉鎖情報を検証してみた
結論を先に置きます。 今回の調査では、ウルトラボートを詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただ、課金前に確認しておきたい点が3つあります。
① 運営会社「株式会社Office Cleu」は国税庁の法人番号公表サイトで実在が確認できた一方、同じ社名・同じ住所を特商法表記に掲げる競艇予想サイトが複数あると指摘されていること。 ② 提供される「ポイント」は現金ではなくサイト内ポイントで、特商法表記には「返金・返品は一切受けられない」と書かれていること。 ③ 複数の検証サイトで「2026年4〜5月頃に閉鎖した」と報じられており、当サイトが2026年6月16日に確認した時点でも ultraboat.net へ接続できなかったことです。
まずは3つに分けて見る
予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトや他サイトが宣伝している内容」「確認できなかったこと」を分けて整理すると判断しやすくなります。 事実だけ、淡々と整理します。憶測や決めつけは書きません。
| 確認できた事実 | 特商法表記の事業者名「株式会社Office Cleu」・運営責任者「三浦奏斗」・住所・連絡先/国税庁の法人番号公表サイトで同名・同住所の法人(法人番号5011101083408)が実在/ドメイン ultraboat.net の登録日が2024年10月1日とされること/1ポイント=100円・返金不可という料金条件 |
|---|---|
| 宣伝されている内容 | 「新規友だち追加で10,000円分のポイントをプレゼント」「初回限定プランはポイント返還付き」「他にはできない予想を展開」など。無料予想は毎日2レース分の買い目を公開とされる |
| 確認できなかったこと | 的中実績・回収率が事実かどうかの第三者検証/同じ社名・住所とされる他サイトとの関係の公的な裏付け/サイトが現在も稼働しているか(2026年6月16日時点で接続できず) |
① どんなサイト?集客の流れを確認
ウルトラボート(ULTRA BOAT)は「他にはできない予想を展開」というキャッチコピーを掲げる競艇予想サイトで、LINEの友だち追加で無料登録する方式です。 新規登録の特典として「すぐに使える10,000円分のポイントをプレゼント」と案内されています。
無料予想は毎日2レース分の買い目が公開される形式とされています。 こうした「まず無料で体験させてから有料プランへ誘導する」流れは予想サイトに共通する一般的な導線で、それ自体が違法というわけではありません。 ただ、国民生活センターは、お金もうけのノウハウと称してインターネット等で取引される「情報商材」について、「『簡単にもうかる』などといった投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう」と注意を呼びかけています。
② 運営情報を検証する
特商法表記と運営会社
公式サイトの特定商取引法に基づく表記(特商法表記)には、運営会社「株式会社Office Cleu」、運営責任者「三浦奏斗」、住所「東京都新宿区新宿2-11-7 第33宮庭ビル5F」、電話番号「03-4400-4064」、メールアドレス「help@ultraboat.net」が記載されています。 最低限の表記項目は揃っています。
この「株式会社Office Cleu」は、国税庁の法人番号公表サイトで実在を確認できました。 法人番号は5011101083408で、所在地は「東京都新宿区新宿2丁目11番7号 第33宮庭ビル5F」と登録されており、特商法表記の住所と一致しています(2026年6月16日時点の当サイト調査)。 法人登記が確認できること自体は、相手方を特定しやすいという意味で安心材料の一つです。
同じ社名・同じ住所の予想サイトが複数あるという指摘
一方で、複数の競艇予想サイトの検証メディアでは、「株式会社Office Cleu」または同じ住所(新宿区新宿2-11-7 第33宮庭ビル5F)を特商法表記に掲げる別の競艇予想サイト(「競艇ラッシュ」など)が存在すると指摘されています。 ただ、これらの指摘は各サイトの特商法表記の社名・住所が一致するという観察にもとづくもので、同一の運営者が運営しているという公的な裏付けが取れているわけではありません。 同じ住所に複数の事業者が登記・入居していること自体は珍しくないため、「住所が同じ=同じ運営元」と断定はできない、という点は知っておいてよい情報です。
ドメインは2024年10月取得
ドメイン調査サイトの情報では、ultraboat.net の登録日は「2024年10月1日」とされています(who.is、2026年6月16日取得)。 2024年10月頃に取得され、2025年2月頃から運営が始まったとみられます。 運営歴がまだ1年程度の比較的新しいサイトであり、的中実績や口コミの蓄積を第三者が確認しにくい時期である点は割り引いて見る必要があります。
2026年6月時点でサイトに接続できない
複数の検証メディアでは、ウルトラボートが「2026年4〜5月頃に閉鎖した可能性が高い」「登録ページが表示されなくなった」と報じられています。 当サイトが2026年6月16日に確認したところでも、ultraboat.net へは接続できませんでした。 予想の質が振るわず短期間で閉鎖するサイトは公営ギャンブル予想の業界では珍しくありません。 サーバーの一時的な不調の可能性も残りますが、すでに課金を検討していた方は、サイトが稼働しているかをまず自分の目で確認することをおすすめします。
③ 料金プランと「ポイント返還」「返金不可」の読み方
有料予想は1ポイント=100円(税込)で購入する仕組みで、常設プランは「レギュラー(180PT)」から「ウルトラ(2,000PT)」まで複数用意されていると案内されています。 初回限定プランには「ポイント返還付き」とうたわれています。
注意したいのは、「返還」や「プレゼント」されるのは現金ではなくサイト内ポイントだという点です。 ポイントは同じサイトの有料予想にしか使えないため、返還を受けても出金できるわけではありません。 しかも特商法表記には、「商品の性質上、返金・返品については一切お受けできません」と記載されています。 つまり、一度入金したお金は基本的に戻らない条件である、という点は課金前に知っておいてよい情報です。
的中実績についても、競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しないことを、消費者庁が2024年の注意喚起の中で明らかにしています。 サイトやレビューサイトが掲載する的中画像・回収率は、第三者が事後検証できない自己申告の数字として読むのが安全です。
課金前のチェックリスト
- ✓運営会社の法人登記・所在地を、国税庁の法人番号公表サイトで自分でも確認したか
- ✓「ポイント返還・プレゼント」が現金の返金ではないことを理解したか
- ✓特商法表記の「返金・返品は一切不可」という条件を確認したか
- ✓的中実績・回収率は第三者が検証できない自己申告の数字だと理解したか
- ✓そもそもサイトが現在も稼働しているかを自分の目で確認したか
まとめ
ウルトラボートについて、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、運営会社の法人登記は確認できたものの、同じ社名・住所の予想サイトが複数あると指摘されていること、ポイントは現金化できず返金も受けられない条件であること、そして2026年6月時点でサイトに接続できなかったことは事実として確認できました。 縁起の良いプラン名や「10,000円分プレゼント」ではなく、ここまでで確認できた事実をもとに判断することをおすすめします。 最終的に判断するのは、あなた自身です。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。
すでにお金を支払ってしまった、高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。
出典・参考資料
- ウルトラボート公式サイト 特定商取引法に基づく表記(ultraboat.net、2026年6月16日時点・接続不可)
- 国税庁 法人番号公表サイト(株式会社Office Cleu/法人番号5011101083408)(2026年6月16日検索)
- WHOIS情報 ultraboat.net(who.is、2026年6月16日取得)
- 国民生活センター「情報商材(各種相談の件数や傾向)」(2026年6月16日取得)
- 消費者庁「『一般社団法人競馬情報公正取引協議会』と称する団体について(注意喚起)」2024年5月13日(2026年6月16日取得)
- 消費者庁「景品規制の概要」(2026年6月16日取得)
本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。