新舟組(V-BAKUFU)の口コミ・評判は本当?運営情報と現在の状況を検証してみた
新舟組って調べたら、もうサイトが繋がらないんです……前に「Dライン投資法」ってすごく強気な文句を見た覚えがあって、あれって結局何だったんでしょうか。
サイトが消えている、というのは実は珍しくありません。先に言うと、詐欺と断定できる公的な証拠は見つかりませんでした。ただ、閉鎖された「今」だからこそ確認しておきたい点が3つあります。
もう繋がらないサイトを、今さら調べる意味ってあるんですか?
同じような集客の仕方をするサイトは、名前を変えて今も存在します。新舟組がどう閉鎖に至ったかを知ることは、次のサイトを見極める材料になります。一緒に見ていきましょう。
結論 今回の調査では、新舟組(V-BAKUFU)を詐欺と断定できる公的な証拠は確認できませんでした。 ただし、同種のサイトへの課金は見送るのが無難というのが当サイトの整理です。理由は次の3つです。
① サイトは2024年10月ごろに表示されなくなり、現在は閉鎖された状態であること。問い合わせ先や特商法表記の原本も、いまは公式サイトから直接たどれません。 ② 運営元とされる「株式会社常昇社」の法人番号が、当サイトでは確定できなかったこと。 (国税庁の法人番号公表サイト/2026年6月25日時点の当サイト調査) ③ 「Dライン投資法」「投資の最高峰」といった強い表現で集客していた一方、的中実績を第三者が事後検証できる公的な仕組みが、競艇予想の業界には存在しないことです。
まずは3つに分けて見る
予想サイトを調べるときは、「確認できた事実」「サイトや他サイトが宣伝している内容」「確認できなかったこと」を分けて整理すると判断しやすくなります。
新舟組はすでに閉鎖されているため、現在は「事実」と「伝聞」の線引きがふだん以上に大切になります。
| 確認できた事実 | 2018年時点でサイトが稼働していたこと(Internet Archiveのアーカイブ)/2024年10月ごろに表示されなくなったこと/トップページで「Dライン投資法」を前面に集客していたこと |
|---|---|
| 宣伝されている内容 | 「これぞ、投資の最高峰。」「あのDライン投資法を徹底指南」「先着にさえ滑り込めば、いくらであっても今年中に稼ぐ可能性がございます」など(過去のトップページの文言) |
| 確認できなかったこと | 運営元とされる法人の13桁の法人番号/特商法表記の原本(閉鎖により直接確認不可)/宣伝された実績が事実かどうかの第三者検証 |
① どんなサイト?集客の流れを確認
新舟組(V-BAKUFU)は、ドメイン v-bakufu.net で運営されていた競艇予想サイトです。 過去のトップページでは「これぞ、投資の最高峰。」というキャッチコピーとともに、「Dライン投資法」という独自の手法を前面に押し出していました。
ページには「先着にさえ滑り込めば、1万円が10万円でも。100万円が1000万円でも。」「いくらであっても今年中に稼ぐ可能性がございます」といった文言が並んでいました。 こうした「まず期待値の高い言葉で関心を引き、無料情報から有料プランへ誘導する」流れは予想サイトに共通する一般的な導線で、それ自体が違法というわけではありません。
「1万円が10万円でも」ってすごい文句ですよね……これ、本当にあり得る話なんですか?
こうした強い言葉自体は珍しくありません。ただ、的中や利益を保証する言葉ではない、という点は知っておいてほしいです。
ただし、国民生活センターは、ギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウと称して販売される「情報商材」について、「『簡単にもうかる』などといった投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう」と継続的に注意を呼びかけています。
② 運営情報と「現在の状況」を検証する
特商法表記と運営会社
複数の検証サイトに転記された特定商取引法に基づく表記(特商法表記)によれば、運営会社は「株式会社常昇社」、販売責任者は「酒井朋彦」、所在地は「東京都渋谷区代々木3-46-16 小野木ビル207号室」、電話番号は「03-6680-4511」と記載されていました。 ただし、サイトは現在閉鎖されているため、これらを公式サイトの原本で直接確認することはできません。あくまで各検証サイトが転記した二次情報として読む必要があります。
運営元とされる「株式会社常昇社」については、複数の法人データベースに東京都渋谷区の同名法人が「廃業・清算」の状態で掲載されていました。 一方で、国税庁の法人番号公表サイトでの13桁の法人番号は、当サイトの調査では確定できませんでした(2026年6月25日時点)。 法人名と所在地で、あなた自身も法人番号公表サイトで検索・確認できます。
法人番号が確認できないって、その会社は存在しないってことですか……?
個人事業として運営していた可能性もあるので、「存在しない」とまでは言えません。ただ、サイトごと消えてしまった今、法人番号すら確定できない相手だと、トラブル時に届く道はかなり細くなります。
ドメインと「閉鎖」という現在の状況
複数の検証サイトは、v-bakufu.net のドメイン取得日を2016年11月14日と記載しています。 WHOIS情報の原本は今回確認できませんでしたが、インターネットアーカイブ(Internet Archive)には2018年4月のアーカイブが残っており、遅くとも2018年にはサイトが稼働していたことは確認できます。
そして、各検証サイトの報告では、新舟組は2024年10月ごろに表示されなくなり、現在は閉鎖されたとみられています。 予想サイトはこのように、ある日とつぜん閉鎖され、問い合わせ先や課金履歴の確認先ごと消えてしまうことがある、という点は知っておいてよい情報です。
すでに閉鎖されたサイトに、心当たりのある支払いをしてしまった方もいるかもしれません。連絡先が細い相手だからこそ、支払った経緯を早めに整理しておくことが力になります。まずは今の状況を、LINEで聞かせてください。
③ 「投資法」「実績」をうたう数字の読み方
新舟組は「Dライン投資法」という名称を使っていましたが、「投資法」と名づけられていても、競艇は公営競技であり、結果は確率に左右されます。 「投資法」「必勝」といった言葉が、的中や利益を保証するものではない、という点は意識しておきたいところです。
「Dライン投資法」で実際に稼いだという声も見た気がするんですけど、あれは嘘なんですか?
嘘と断定はできません。ただ、競艇の予想業界には実績を第三者が検証できる公的な仕組みがありません。「稼いだ」という声も、自己申告の域を出ない、という点は覚えておいてください。
競馬・競艇など公営競技の予想情報業界には、実績を認証する公的な仕組みや公正競争規約が存在しないことを、消費者庁が2024年5月の注意喚起の中で明らかにしています。 サイトやレビューサイトが掲載する的中画像・回収率は、第三者が事後検証できない数字として読むのが安全です。
また、JRA(日本中央競馬会)も、公式を装って高額な情報料を求めたり、「絶対に儲かる」「必勝法」などをうたったりする悪質な予想・情報提供業者に注意するよう、継続的に呼びかけています。 競馬・競艇に共通する注意点として、参考になる公的な情報です。
なお、ある競艇予想サイト検証ブログは、新舟組が有料情報の人物イメージに、セガのゲーム「龍が如く 維新!」の公式画像を転用していたと指摘しています。 ただし、セガや公的機関がこの転用を著作権侵害と認定した事実は、当サイトの調査では確認できませんでした。セガの公式ガイドライン上、ゲーム画像を商用・営利目的で無断利用することは認められていない、という一般的な事実とあわせて、第三者ブログの指摘として参考にとどめるのが無難かもしれません。
「投資の最高峰」「必勝」といった言葉に背中を押されて課金してしまった方も、責められることではありません。実績の真偽を自分だけで判断するのは簡単ではないからこそ、一緒に整理しましょう。
同種サイトを見分けるチェックリスト
新舟組はすでに閉鎖されていますが、同じような集客手法のサイトはほかにも存在します。課金前に立ち止まるための確認項目として、整理しておきます。
- ✓運営会社の法人登記・所在地を、国税庁の法人番号公表サイトで自分でも確認したか
- ✓「投資法」「必勝」などの強い表現が、的中や利益を保証するものではないと理解したか
- ✓的中実績・回収率は、第三者が検証できない自己申告の数字だと理解したか
- ✓サイトがいつでも閉鎖され、問い合わせ先や返金窓口が消えうることを想定しているか
- ✓失っても生活に影響しない範囲の金額で考えているか
まとめ
新舟組について、詐欺と断定できる公的な証拠は今回の調査では確認できませんでした。 一方で、運営元とされる「株式会社常昇社」の法人番号を一次資料で確定できなかったこと、特商法表記の原本が閉鎖により確認できないこと、サイト自体が2024年10月ごろに閉鎖された状態であることは、事実として確認できました。
すでに新舟組へ課金してしまった方も、これから似たサイトを見かける方も、縁起の良い手法名や「投資の最高峰」という言葉ではなく、ここまでで確認できた事実をもとに判断することをおすすめします。 最終的に判断するのは、あなた自身です。その判断材料を増やすお手伝いだけは、ケンジがします。
すでにお金を支払ってしまった、似たサイトの高額プランをしつこく勧められている──そんなときは、一人で抱え込まず消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。当サイトでも、サイト名・URL・勧誘文のスクショをお送りいただければ、確認しておきたいポイントを一緒に整理します。
本記事は公開情報にもとづく検証記事であり、特定の事業者を詐欺と断定するものではありません。 記載内容は取得日時点の情報です。 最新の情報は各公式サイト・公的機関の発表をご確認ください。